アダプテーション | ジェットジェネレーション

アダプテーション

 タイトル: アダプテーション DTSエディション

傑作「マルコヴィッチの穴」を生み出した名コンビ再び。スパイクジョーンズ監督&チャーリーカウフマン脚本の「アダプテーション」を観ました。
主人公は脚本のカウフマン自身(演じるのはニコラスケイジだけどね)。ストーリーは、原作「蘭に魅せられた男」を脚色(=アダプテーション)して、映画化の脚本執筆を依頼されたカウフマン。しかしこの脚本が一向にまとまらない・固まらない。悩みに悩んで・・・挙句の果てに、原作を題材に自分自身を主人公にしてしまうという。。。
脚本もカウフマン、主人公もカウフマン。映画を観てるこっちとしては、どこまでマジなのか冗談なのかよくわかんなくなってきますが、この独特の作風にいつのまにか、のめり込んでしまいます。
主人公の心情描写は、常にカオス状態。しかし映画自体は非常にしっかりとしていてわかりやすい。やはり今回もカウフマンにしてやられたな、っていう感じです。
主人公を演じたニコラスケイジ。他の映画でもそうだけど、彼の困っている顔って好きだな。なんかあの表情見てるだけで、笑いが込上げてくる(^_^;)。

カウフマン脚本の新作「エターナルサンシャイン」も非常に気になります。観たいな♪
 タイトル: スパイク・ジョーンズ ツインパック (アダプテーション / マルコヴィッチの穴)